「事務職の仕事って中卒でもなれるのかな・・・」
「学歴がないと無理かな?」
その悩み、この記事ですべて解決できます!
結論から言うと、中卒でも事務職に就いて働けます。全く問題ありません。
とは言っても、最低限のスキルを磨いていた方が採用の確立は高められますし、困ることが少ないです。
今回は、事務職になれる方法とそのコツを解説します
この記事を読み終わる頃には、これから事務職を目指したいと思えるようになるので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事でわかること
>>【脱失敗】中卒の就職・転職サービスおすすめ4選 | 僕が就職できた方法
【結論】中卒でも事務職になれる!
中卒でも問題なく事務職になれます。
その理由は2つです。
募集している仕事はたくさんある
事務職は募集している仕事はたくさんあります。
転職サービスdodaによると、事務職の81%が女性という比率と言われています。(参考:doda:一般事務アシスタント)
なぜなら、女性は出産や育児などのライフイベントで休職したり退職する回数が多いため、求人に空きが出やすいということ。
事務の職種は以下の通り
- 一般事務
- 営業事務
- 経理事務
- 財務事務
- 総務事務
- 医療事務
この他にも多数あり、その分だけ募集求人も増える可能性が高いという事ですね。
ただし競争率が高いのも現実。家庭を持つママや、事務から事務へ転職する人なども多くいます。
競争力は多くなりますが、求人が全く出ていないという状況ではないので可能性としては十分にあるんです。
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必要なのは学歴よりもスキル
実は事務職の中には、学歴は重要視していない求人も多数あります。なぜかというと、個人のスキルを重視しているからです。
事務職の人はいわゆる裏方仕事やサポートが多いので、営業や役員などが円滑に仕事が回るように仕事を回す役割になります。つまり、いくら学歴があろうが、仕事を回せるスキルがなければ必要とされません。
中卒だろうとバリバリ仕事を回してくれれば、即戦力になれます!
スキルは各職種によって求められるものが異なるので、希望する職種に必要なスキルがあるかを一度自分でも確認してみると良いでしょう。
自分の生かせるスキルが何かわからない場合は、転職エージェントを活用して一緒に適性を見てもらいましょう。
中卒でも事務職の正社員になる3つの方法
実際に中卒でも事務職の正社員になる3つの方法について解説をしていきます。
実践すれば、確実に事務職の道へ一歩近づけますよ!
事務職の正社員になる方法
①:資格を取得する
採用の確率をを上げるためには、資格をとりましょう。
学歴に関係なく、資格を所持していることは大きな評価ポイントになるからです。
むしろ大卒や高卒と席を取り合うので、少しでも多く武器を持っておかないと勝ち抜けません。
専門知識があれば、会社も教えることが少なくとても助かります。
資格の一例を挙げていくと以下の通りです。
- 日商簿記3級
誰でも取れる資格です。経理関連の決算書類の見方が身につき、経営に関するお金の流れが把握できるので経理部門に有利。2級になればさらに専門的な知識になりますので、さらに高い評価を得られます。
- MOS
マイクロソフト・オフィス・スペシャリストの略で、Word・Excelなどのオフィス製品の利用に関する国際資格。パソコンスキルを口だけでなく、資格として証明できますし業務も効率的に回せるスキルが身につきます。事務全般に役に立つ資格なんです。
- ITパスポート
よくIパスと言われる国家資格です。ITを活用する社会人や学生が把握すべきITの基礎知識を持っていることを証明できます。今後IT化がさらに加速していきますので、多くの企業が取得の推奨をする資格。
- 高卒認定
スキルの資格ではなく、高卒と同等の勉強を修了していることを証明する資格です。高卒という形にはなりません。しかし、中卒は受けられない職種もこの資格があれば受けられることもあります。可能性を高めますし、書類や面接の評価も上がること間違いありません。
この他にも多くの資格はあります。あなたの目指す職種に必要な資格さえあれば、学歴なんて関係ないということです。
②:パソコンスキルを磨く
事務職として仕事をしたいなら、パソコンのスキルを磨きましょう。
パソコンができるのとできないのとでは、採用の可能性は大きく変わるから。
事務仕事は、ほぼ100%パソコンを使う仕事ですからね。必須能力です。
パソコンのスキルは、前述のMOSの資格を得たり、パソコンのスクールに通ったりして磨くことができます。
最近だとYouTubeでパソコンの便利技を紹介する動画も出てますよね。
数字の集計や資料作成は日常茶飯事で、いかに素早く対応できるかを求められています。
パソコンスキルの高い人材は、喉から手が出るほど欲しいんです。
事務から離れますが、プログラミングを学べばエンジニアという仕事にもつけます。
PCスキルからグレードをかなり上げたものですが、これからの時代に重宝されるスキルです。
詳しくはこちらの記事をチェック
>>中卒でプログラマーは無理!?就職するためのロードマップを完全解説
③:エージェントをフル活用する
資格やスキルが整えば、あとは転職の場で勝負するのみです。
中卒から転職活動をする時は、必ず転職エージェントを使用してください。
僕も過去に転職エージェントを使いました。1人で戦うのは負け戦なので、必ず登録しましょう。
転職エージェントに相談すると、以下のようなメリットがあります。
- 選考が通りやすくなる
あなたのために選考中のサポートを手取り足取り行ってくれます。なので、1人で挑むよりも転職サイトから応募するよりも良い結果が出ます。
- 適正のある企業の紹介を受けられる
中卒であっても、あなたの良いところやスキルを見極めて適正のある企業を見つけてきてくれます。さらにあなたのことを全力で推薦してくれるので、採用確率も高めてくれます。
- 収入アップも狙える
希望年収を伝えておけば、企業と交渉をしてくれます。1人で活動していると、収入ばかり気にして知らないうちにブラック企業に入ってしまう可能性もあります。エージェントはその辺りの目利きもしてくれるので、安全に収入アップが狙えるというわけです。
これらのサービスを無料で受けられますので、全く損がありません。
中卒は決して有利な立場でないので、必ずエージェントをつけて一緒に戦っていきましょう。
>>【脱失敗】中卒の就職・転職サービスおすすめ4選 | 僕が就職できた方法
中卒でも事務職になるためのコツ
転職活動の前に準備も必要ですし、コツがあります。
3つのコツを紹介をしていきます。
事務職になるためのコツ
コツ①:履歴書を整える
転職活動には履歴書が必要です。履歴書を整えましょう。
とは言っても、「学歴もスキルも無いし、スカスカになってしまう…」という人もいるでしょう。
しかし中卒でも、 アルバイトの経験と現職の経験というセールスポイントはあります。
同年代に比べて働いている期間が長いので、働く上でのスキルを記載しましょう。
例えば、以下のような経験も武器になります。
- コンビニのバイトで会計業務をやっていた
- 居酒屋のバイトで店長の代わりにシフトを組んでいた
- 運送会社の倉庫のバイトでパソコンを使って資料作成をしていた
経験を書くときは、応募先の企業や職種を考えて生かせるスキルかどうかも考えてみると良いです。
注意点として、絶対に学歴は詐称しないでください。ありのままのあなたの姿で応募しましょう。結局バレますから。
ポイントを深く理解したい人は過去の記事も読んでみてください。
コツ②:第一印象を意識する
転職活動をする際は、とにかく第一印象を意識しましょう。
なぜなら、合格不合格に影響が出るほど第一印象は重要と言われているからです。
いくら話している内容が素晴らしくても、目で見ている情報が与える影響が、最も影響力が大きいと言われています。
▼アメリカの心理学者のメラビアンの法則では半分以上を視覚情報からの判断としている
面接の場面では全員と初対面です。
あなたがどんなことを考えているかは関係なく、見た目の第一印象で半分以上は結果が決まることもあります。
極端な話、ボサボサの髪の毛の人と髪が綺麗に整った清潔感のある人だった場合、あなたでも清潔感のある後者を取りますよね。
- 履歴書の写真
- 受付での挨拶
- 面接での挨拶
全てにおいて最初の印象が悪くならないように意識しましょう。
整形をしろとかそういった話ではなく、清潔感や爽やかさ、朗らかさ、明るさのある立ち振る舞いを意識してください。
コツ③:とにかく応募する
中卒となると、やはり転職活動は何でもかんでもうまく行くものではありません。
マイナビの調査によると、学歴関係なく平均でも8.4社は受けていて、書類選考通過する確率は30〜50%。
つまり、8社受けても半分以上は落ちるということです。
厳しい話ですが、中卒はこの中でも底辺に近い状態なので、確率がさらに低くなります。
なので、何でもかんでもではなくしっかりと調べた上で、受けても良いと判断された企業にたくさん応募しましょう。
エージェントがいれば企業の選定もしやすくなるので、登録しておきましょう。
>>【脱失敗】中卒の就職・転職サービスおすすめ4選 | 僕が就職できた方法
中卒で就ける事務職の求人と種類
最後に、中卒で就ける事務職の種類を紹介します。
事務職と一言で言ってますが、多くの事務職が存在しているので、自分にあった事務職を見つけましょう。
仕事内容 | |
一般事務 | 決められた業務は特になく、書類作成、データ入力、伝票処理など配属された部署に割り当てられた社内事務仕事を担当する。 |
営業事務 | 営業アシスタントとも言われるが、特定の営業担当の社内事務作業担当として、見積作成や資料作成を行う。顧客対応も実施することもある。 |
経理事務 | 経理部門で、会社のお金の管理を行い入金や出金の管理を行う。さらに決算業務、年末調整、税務など専門的な仕事を任される事もあります。 |
総務事務 | 総務部門で、会社のモノ、イベント、冠婚葬祭関連の対応などを行います。会社規模により広報部門の仕事を任されたりもします。 |
秘書 | 経営者、医者、弁護士、政治家などを補佐します。担当のスケジュール管理や電話・メール対応など身の回りの事を全て担当します。 |
受付事務 | 会社の顔となる受付業務に始まり、顧客データの管理やメールの対応をする企業もあります。 |
医療事務 | 医療機関での受付、会計、患者応対、さらには保険の診療報酬の請求などを担当します。計算のスピードを求められる仕事でもあります。 |
介護事務 | 主に介護報酬請求業務を行う事務職です。相手は介護施設や介護の事業所、利用者と国になります。介護保険に関する専門性が身に付きます。 |
学校事務 | 小、中、高、大学などの学校法人や教育機関で働きます。教材の発注、施設管理、窓口業務など学校の運営に関わる仕事を行います。 |
ほんの一例ですが、どれも専門性があります。しかし、決して未経験を受け付けないわけではありません。
興味がある職種に何が必要なのか、チャレンジできそうかなどを分析してみましょう。
あなたにぴったりの事務職を見つけてくださいね。
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中卒でも事務職になれる!チャレンジしよう
中卒であっても事務職になれます!
決して無理なことではありません。
ただし人気の職種ではあるので、他の応募者に負けない努力は必要です。
- 事務職は求人は多いが競争率は高い
- 事務職は学歴よりもスキルが優先される
- 履歴書や第一印象を整えた上でエージェントと転職活動を進める
多くの職種の中からあなたにぴったりの事務職を見つけてくださいね。
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